「墨出し検証」

前回のブログで「工事の初日に墨出し確認をドクター 、スタッフと必ず行います。」と書きましたが、今回はこの「墨出し」について説明いたします。「墨出し」この不思議な響きを持つ言葉。工事の始めに必ず行う事なのですが「来週墨出ししますので一緒に確認お願いします。」とクライアントに連絡すると「墨出し?何ですかそれ?」「どこから墨を出すのですか?」「タコですか?」と言った質問を受けることが多々あります。
墨出しとは簡単に言うと「建設現場に実寸の設計図を書く事」であり平面図の壁のラインを床に墨やテープで引く事で、工事ではそのラインの上に壁を建てていきます。この墨出しラインの検証は非常に大切で毎回時間をかけて行います。平面図上でかなり検証、確認をしたつもりでも実寸で見ると感覚が違います。壁だけではなく扉、デスク、ベッド、医療機器 等できるだけ平面図上にある物の大きさを床にラインを引く事によりかなり正確な検証が可能になります。
墨出しの時点で大きなレイアウトの変更は工事工程上難しいのですが、各部屋の微妙な広さの調整、扉の数や位置、開き方向 、デスクやベッドの大きさや位置 等をドクター、スタッフに実際の寸法で時間をかけてじっくり検証してもらうのです。
患者にとってより快適なレイアウト、ドクターやスタッフが気持ち良く働けるレイアウト、その両方を実現するための作業。それが「墨出し検証」です。

関連記事

Category

PAGE TOP